2009年02月04日 17:45
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WEB拍手は使えますので、何かありましたらそちらをお使いくだされば幸いです。
はあ、なんだかめっきり読書欲が消えてしまいました……。
ちょっとストレスたまってるせいかも。
最近の読了記録
4)「希望ヶ丘の人びと」 重松清著/小学館
希望って、時としてすごく押しつけがましくて身勝手な言葉だなあと気づかされた一冊。
オビを見た感じでは学校が舞台の、子どもたちの話かなと思ったんですが、
子どももだいじな役割を持ってるけど、どっちかというとアラフォー世代の大人に焦点の当たったお話でした。
最近ではあまり珍しい言葉でなくなったニュータウンに住む人々の背景や、
開発以前から地元に住んでいる人々、ぴたっとなじむ人、なじまなくてはじかれる人。
外からはわからない、年老いてゆくニュータウンの一面みたいなものも少しわかる気がしました。
十六のくせにやたらかっこいいマリアの、「はじかれた感」は大人が読んでもぐっとくる。
パズルのピースみたいに子どもを環境へぱちんとはめるのを良しとしているコミュニティでは、
マリアのような子どもは、大人に見本がいないのだからはまらなくて当然だと思う。
個人的にはその後の彼女がとても気になります。
あと、瑞雲先生とショボの関係も、最初はなんだこのくそじじい!と思いつつ、
その後ははらはらしながら読みました。
学校で教わる「希望」っていう言葉は大人の思惑が入りこみすぎててうそくさいけど、
希望ヶ丘というニュータウンは、できたばっかりのころとは趣を変えて、
ちょっとずつ熟成しつつあるように思えます。
そういうのも町の味わいなのかも。
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はあ、なんだかめっきり読書欲が消えてしまいました……。
ちょっとストレスたまってるせいかも。
最近の読了記録
4)「希望ヶ丘の人びと」 重松清著/小学館
希望って、時としてすごく押しつけがましくて身勝手な言葉だなあと気づかされた一冊。
オビを見た感じでは学校が舞台の、子どもたちの話かなと思ったんですが、
子どももだいじな役割を持ってるけど、どっちかというとアラフォー世代の大人に焦点の当たったお話でした。
最近ではあまり珍しい言葉でなくなったニュータウンに住む人々の背景や、
開発以前から地元に住んでいる人々、ぴたっとなじむ人、なじまなくてはじかれる人。
外からはわからない、年老いてゆくニュータウンの一面みたいなものも少しわかる気がしました。
十六のくせにやたらかっこいいマリアの、「はじかれた感」は大人が読んでもぐっとくる。
パズルのピースみたいに子どもを環境へぱちんとはめるのを良しとしているコミュニティでは、
マリアのような子どもは、大人に見本がいないのだからはまらなくて当然だと思う。
個人的にはその後の彼女がとても気になります。
あと、瑞雲先生とショボの関係も、最初はなんだこのくそじじい!と思いつつ、
その後ははらはらしながら読みました。
学校で教わる「希望」っていう言葉は大人の思惑が入りこみすぎててうそくさいけど、
希望ヶ丘というニュータウンは、できたばっかりのころとは趣を変えて、
ちょっとずつ熟成しつつあるように思えます。
そういうのも町の味わいなのかも。
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