2010年04月12日 11:29
ブログの更新も間があいてしまいました。
やるべきことがまだあるので通常モードに戻れるまでにはもうちょっとかかりますが、ひとつひとつ役目をこなしてがんばっているところです。
……それにしても今年の春は肌寒いですね。
ちょっと風邪をひきました(涙)。
さて、先月末に読了していた本を一冊メモしておきます。
最近の読了記録
(12)「新参者」 東野圭吾著/講談社
『カッコウの卵は……』を読んだときは、正直、もう一声!という印象だった東野氏。
『新参者』はドラマ化されるというので読んでみました。
東京の下町を舞台に、全9章から成り立っている連作短編ミステリ。
各章ごとに出てくる人物の職業も年齢も異なるのですが、加賀という刑事が殺人事件の聞き込みをしにやってきます。
ひとりひとり丹念に話を聞いて、さまざまな可能性に頭をめぐらせる加賀は刑事の鑑だと思いました。
そしてまた、一見悪そうに見える嫁と姑の仲が実はちょっと違っているのに気づいたり、ひとつの指輪からヒントを得たりするところが鋭いというか、繊細。
事件のせいで悲しい思いや嫌な思いをしたひともさりげなく気遣っていて、やさしい刑事なんだなということもわかりました。
実際の捜査もこんなふうに丁寧に人物観察できるのかわからないけど、フィクションとして読む分にはものすごく「満たされた感」があります。
出てくる人物もみんないいひとで、わたしはふだんあまりそういう話は読まないんだけれど、でも読後感はすごくよかったし謎解きもみごとで満足でした。
ドラマでは加賀を阿部寛氏が演じるようで、どんな加賀恭一郎になるのか楽しみです。
次は『冷静と情熱のあいだ』を読みます♪
やるべきことがまだあるので通常モードに戻れるまでにはもうちょっとかかりますが、ひとつひとつ役目をこなしてがんばっているところです。
……それにしても今年の春は肌寒いですね。
ちょっと風邪をひきました(涙)。
さて、先月末に読了していた本を一冊メモしておきます。
最近の読了記録
(12)「新参者」 東野圭吾著/講談社
『カッコウの卵は……』を読んだときは、正直、もう一声!という印象だった東野氏。
『新参者』はドラマ化されるというので読んでみました。
東京の下町を舞台に、全9章から成り立っている連作短編ミステリ。
各章ごとに出てくる人物の職業も年齢も異なるのですが、加賀という刑事が殺人事件の聞き込みをしにやってきます。
ひとりひとり丹念に話を聞いて、さまざまな可能性に頭をめぐらせる加賀は刑事の鑑だと思いました。
そしてまた、一見悪そうに見える嫁と姑の仲が実はちょっと違っているのに気づいたり、ひとつの指輪からヒントを得たりするところが鋭いというか、繊細。
事件のせいで悲しい思いや嫌な思いをしたひともさりげなく気遣っていて、やさしい刑事なんだなということもわかりました。
実際の捜査もこんなふうに丁寧に人物観察できるのかわからないけど、フィクションとして読む分にはものすごく「満たされた感」があります。
出てくる人物もみんないいひとで、わたしはふだんあまりそういう話は読まないんだけれど、でも読後感はすごくよかったし謎解きもみごとで満足でした。
ドラマでは加賀を阿部寛氏が演じるようで、どんな加賀恭一郎になるのか楽しみです。
次は『冷静と情熱のあいだ』を読みます♪
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