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ナチュラル・エイジング

2010年04月19日 11:57

ふぅ~、ちょっと一息入れにここへ来ました。
まったく、なんでこんなに連なるんだろうというくらい、いろいろなことが押し寄せてきてびっくりです……今年は何かの転換期なのかなあ。
今月初旬は香港から夫の家族が大勢で遊びにきて滞在していたので、その準備と対応に大忙しでした。
この行事がいちばん大きなものだったので、みんなに楽しんでもらえて大満足で終了したのはハッピーだったのですが。
ほっとしたのも束の間、次は夫のイトコがワーホリで日本に来ることになってその準備に追われ。
別件で町内会のことでちょっと声をかけられすったもんだありまして……平行して先月からずっと翻訳課題に頭を悩ませていたので、精神的にも体力的にも限界だったのか無様に寝込みました……あうち。

幸いにも今の時点ですべてのことが問題なく進んでいるし、しばらく休んだら体力も回復したのですが、歳を重ねるごとにいっぺんにたくさんのことを捌けなくなってきたような気がします。
アンチ・エイジングというよりも、歳をとりつつ加齢と前向きにうまくつきあってゆきたい主義なわたし。
しなやかさを目指して自然に暮らしたいです。

……そんなわけで、サイトの更新が遅れていて申し訳ありません!
時間がたっぷりとれるときでないとうまく言葉が綴れない性分なのですが、身辺落ち着くまでもうしばらくかかりそうです……。
水面下でちょこりちょこりと書きためておりますので、もうすこしお時間いただきたいと思います。


久々の読了

2010年04月12日 11:29

ブログの更新も間があいてしまいました。
やるべきことがまだあるので通常モードに戻れるまでにはもうちょっとかかりますが、ひとつひとつ役目をこなしてがんばっているところです。
……それにしても今年の春は肌寒いですね。
ちょっと風邪をひきました(涙)。

さて、先月末に読了していた本を一冊メモしておきます。

最近の読了記録
(12)「新参者」 東野圭吾著/講談社


『カッコウの卵は……』を読んだときは、正直、もう一声!という印象だった東野氏。
『新参者』はドラマ化されるというので読んでみました。

東京の下町を舞台に、全9章から成り立っている連作短編ミステリ。
各章ごとに出てくる人物の職業も年齢も異なるのですが、加賀という刑事が殺人事件の聞き込みをしにやってきます。
ひとりひとり丹念に話を聞いて、さまざまな可能性に頭をめぐらせる加賀は刑事の鑑だと思いました。
そしてまた、一見悪そうに見える嫁と姑の仲が実はちょっと違っているのに気づいたり、ひとつの指輪からヒントを得たりするところが鋭いというか、繊細。
事件のせいで悲しい思いや嫌な思いをしたひともさりげなく気遣っていて、やさしい刑事なんだなということもわかりました。

実際の捜査もこんなふうに丁寧に人物観察できるのかわからないけど、フィクションとして読む分にはものすごく「満たされた感」があります。
出てくる人物もみんないいひとで、わたしはふだんあまりそういう話は読まないんだけれど、でも読後感はすごくよかったし謎解きもみごとで満足でした。
ドラマでは加賀を阿部寛氏が演じるようで、どんな加賀恭一郎になるのか楽しみです。

次は『冷静と情熱のあいだ』を読みます♪



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