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日々の雑記と翻訳修行日記、読了記録など。
 

 

 
最近の読了記録
(34)「町長選挙」 奥田英朗著/文春文庫


トンデモ精神科医・伊良部シリーズの第三弾。
このシリーズ、テレビドラマで観たような記憶があるけど活字で読んだのは初めてです。
実在の人物たちを彷彿とさせるようなキャラクターが出てくる3編と、表題作の計4作が詰まった短編集で、どれも粒ぞろいでした。
これだけ仕事とマスコミとプレッシャーに追われていたら、そりゃあ神経壊れるよなという感じの人たちが出てきて、医者である伊良部の元をしかたなく(笑)訪ねてゆくんですが。
全編を通じていい加減なんだか腕がいいんだかわかなんない伊良部の描写が、第三者の目から見ると妙に的を射ていて滑稽でした。
看護師も明らかにやる気なさげで、患者として見たらこんなひとにはあたりたくないなぁと。
奥田さんは冷徹な作家なんでしょうか、おちゃらけた食えない作家なんでしょうか(笑)。
……個人的には、このシリーズとか『家日和』みたいな笑いの要素が入ったほうがキラッと輝く作家さんのような気がして好きですが。
どちらにしても、もっといろいろ読んでみたい作家の一人です。

(35)「第四の神話」 篠田節子著/角川文庫

早世した女性ベストセラー作家のほんとうの姿を取材する女性ライターの話。
出版業界のカラクリが見えるというか、流行作家ってこうやって作られるのかなあと考えてしまいました。
作中でも触れているように、本格的なものを持ってる作家や確固たるテーマのあるライターなら、編集側がことさらお膳立てしなくても売れるんでしょうね。
お膳立てしてもらったとしてももちろんそれはキッカケで、その後のキャリアは作家の資質にもよるんでしょうけれど。
あと、人柄っていうのも意外と大事なんですねぇ。
バブル期と平成不況下との比較も興味深く読んだし、40近くなってもまだぱっとしない女性ライターの拠りどころのない気持ちとか、有名大学出たのに結婚・育児でアイデンティティの喪失感を味わう主婦とか、女性心理の掘り下げかたは痛いくらいに伝わってきました。
……なんつーか、女ってほんとうにめんどくさい生き物だよね(笑)。

ほかにも、美貌のベストセラー作家を取りまいていた男性たちがいっぱい出てきます。
だいたいはああやっぱりね……というようなオトナの関係だったんだけど、終盤で「ええっ、この人もか!」と思わされるキャラクターがいて軽くショーック(笑)。
出版界と同じく芸術の世界も丹念に織り交ぜてあって、どっしりとした読んだ感のある1冊でした。
満足、満足。


 
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第9話、更新しました。
ゆっくりめですが、なんとか恋心を自覚するところまで書けて良かった(笑)。
冒頭のカレルとのやりとり、意外と気を使ったせいで書いては消し書いては消し……けっこう悩みました。
ドミはメイのことがかわいくてしょうがない、って感じの兄貴ですが、カレルはどうなんだろう?
かわいいのはかわいいんだけど、つかず離れずってところかな。
末っ子のメイがうらやましいです……。

考えてみると平野ってうちのサイトではめずらしいくらい草食系……というかもはや無気力系?
こういうひとはGOGO押せ押せでせめるに限るよ!(そんな!・笑)
というわけで、次もがんばります。
拍手や一言コメント、メールなどありがとうございます!
アツく語ってくださっても、お気軽にくださってもうれしいです。
いつもとっても励みになっています♪


 

 

 

 

 
次の更新は来週中になると思います。
『涙のあとが~』の第9話で、メイ視点です。
メイの心情を書くのはなかなか楽しいっす♪

秋のドラマはなんとなくこれとこれ……と選んで観たらコメディ寄りのチョイスになりました。
仲間さんが好きなのですっごく期待して観た『アンタッチャブル』、ノリが良くて面白かったです。
ジャーナリズムというテーマはガツンとしてそうなのに、適度にコミカルなところがいいな。
これはラストまで追いかけると思います。
大して期待しないで観た(ごめんなさい)『サムライ・ハイスクール』も、けっこう笑えて良かった!
杏ちゃんかわいいし、三浦くんのギャップが楽しい。
あと『おひとりさま』も、"肉食系女子と年下草食系"って定番といえば定番なんでしょうが、わりと好きかも。

日常の合間にぷっと笑えてほっこりするドラマ、大好きです♪
ではっ、コミカル・ビタミン補給して更新準備にもどりますネ。


 

 

 

 

 
先週、三回目の課題をやっとのことで終えました。
提出日はそのほかにもオフでいろいろあって、なんとか無事に提出できたあとは一気に電池切れ状態に。
だんだん難しくなるのはわかってたけど、今回はガチでもう提出できないかと思いました……。

たとえば一言一句すべての意味がわかっても、前後のつながりやストーリーの展開を考えないとうまく日本語に訳せない文章が多かったんですよ。
それで原作をとりあえずざっと読んだり、前作を読んだりしてるうちにどんどん時間が過ぎてしまって。
なのにどうしても意味のわからない台詞があって、これはもうしょうがないのでアタリをつけて先生にその旨伝えました。
日本人作家でもそうだと思うけど、作家によっては、話題があっちこっち飛ぶ人や省略が多いひともいるんですよね。
itの多用とか主語の省略とかカンマの多用とか……なんじゃこりゃー、みたいな(泣笑)。
翻訳するうえではそういうクセがめっちゃつらいです。
ミステリだと感情よりトリックのほうに重きを置くので、きちんと筋の通ったオーソドックスな英語だったような気がします。
そういう問題って結局は読解力のあるなしだと思うんですが……プロへの道のりはまだまだ遠いなぁ。
英語でも日本語でも、浴びるようにたくさん本を読みたいです。
……あら、読書熱再燃?(笑)


 

 

 

 

 
最近の読了記録
(32)「デパートへ行こう!」 真保裕一著/講談社


深夜のデパートを舞台に、それぞれワケありな人々が集まって、予期してなかった騒動を起こすという群像劇。
わたしは群像劇が好きなので、こういう"それぞれが主人公"みたいな小説にはあっさり手が伸びてしまう。
『ホワイトアウト』を読んだときは感じなかったけれど、真保さんの文章は心情説明が行きつ戻りつしてちょっとくどいかな。
加治川の待遇はまさしく不幸で、デパートに対する思い入れがあるのもわかる気がする。
真穂がけっこう自分勝手な女かと思えば、十代のコージとユカが、ちゃらんぽらんを気取ってるようでも考えがしっかりしてるのに好感が持てた。
社長の矢野と警備員の半田のやりとりを読みながら、そういえばデパートや百貨店なんて最後に行ったのはいつだろう、と考えてしまった。
閉店後のデパートって、こんなにしっかりとした警備網が敷かれているんだなあ。
むかし、美内すずえさんのマンガにデパートの家具売り場に夜中になるまで潜むっていうシチュエーションがあってわくわくしたんだけど、やっぱりそんなに簡単にできることじゃないのね(笑)。
読後感があたたかくてほっとしました。

(33)「無理」 奥田英朗著/文藝春秋

こちらは、合併でできた地方都市を舞台にした群像劇。
でも笑えないほどドン底見せつけられます。
生活保護とか詐欺セールスとか万引き保安員とか、どの仕事もものすごく荒んだ人間ばかり出てきて、正直、読むのがつらくなって途中でやめたくなりました。
書かれている季節が寒い地方の冬というのも、この絶望感につながってるのかもしれない。
なんでこんなに不幸で(金銭的にも精神的にも)貧しいひとばかりなのか。
ただ、ひとりひとりの背景に光を当てて冷徹に書きつくすという点では上記の『デパート~』よりずっと読みごたえがあったし、救いが見られないままの結末も悲惨すぎるところが『乱反射』よりリアルでした。
そういう部分はタイトルどおり、無理やり物事を押しすすめようとした反動だと思うけど、わたしは同じく奥田さんの著書・『最悪』のほうが感情移入できたぶん読後の満足感が大きかったです。


 

 

 

 

 
第8と1/2話、更新しました。
例によって端数のときはまた平野視点ですが、出したいことと出せないことがあるので彼の視点はいつも悩みます。
書いている側としては、それも楽しみどころというか、けっこううきうきしながら書いてます。
BGMは柴咲コウさんのラバソーでした(乙男バンザイ!)。
ああー、平野の話になると暗くてほんと申し訳ないです……が、どうしても書きたいので続けます。
とりあえず、メイは彼の天使なわけですから!(笑)
web拍手や一言メール、ありがとうございます。
すごく嬉しくて、とても励みになっています!

ここまでラブラブ度があまり高くないので、わたし自身もちょっとスイーツ熱が高まってきました。
何かべつの話をスイート・セレクションとかで出せたらと考えてはおるのですが……短いものとか、もし出せそうなら前向きに考えてみますね~。

それでは、がっくし詰まってる翻訳課題にもどります……とほ。


 

 

 

 

 
先日ネットで注文したオーガニック・コスメが届きました。
ティント乳液とリップグロス、タルクフリーのルースパウダーなどなど。
パッケージも可愛いし、おまけとしてグロスやミネラルコンシーラーのついているものを選んだのでけっこうなお得感が(笑)。

まず、いちばん期待していたPhysicians Formulaのティント乳液(フェア・トゥ・ライト)を試してみました。
色はそんなに強くなく、さらっとした乳液みたいな感じ。
白浮きはせず、若干濃いかな?くらいの色でした。
もう一段明るめの色でもいいかも。
上からオーガニック・ウェアのトランスルーセント・パウダーをブラシでくるくる乗せたら、ナチュラルな仕上がりになって気にならなくなりました。
どちらも肌につけている感じがほとんどなくて、すごく軽い。
手持ちのミネラル系のパウダーだと後からテカったりするけど、そういうこともありませんでした。
手ごろなお値段にしては秀逸。
何よりオーガニックというところがいいな。

スーパー・ジンジャーという色合いのリップグロスは思ったよりパールが強かったので、これだけだとキラキラしすぎかな。
「血色のいいくちびるの色」にしたかったので、いつも使っているlaveraのティントリップバームに重ねたらキラキラ感も気にならなくなりました。
リップグロスは、いっしょに買ってまだ開けてないBURT'S BEESのピンク系のほうがパール度が低くてよりナチュラルかも。
他にも買ったんですけど、まずはこの3品を試してみました。
Physicians Formula、日本でも販売してくれないかなー。


 

 

 

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